アートセラピスト
アートセラピーの始まりは、1930年代にアメリカのマーガレット・ナウムブルグが精神医学においてアートの有用性を見い出したのがきっかけです。
心理療法の一つとして、絵画、コラージュ、陶芸、粘土細工などの様々な表現活動によって行われます。
創り上げる過程や完成作品を鑑賞することによって満足感が導く自己治癒効果や、表現をすることで味わえる「カタルシス」という効果から、心の問題の解決につながります。
どちらも非言語的コミュニケーションが中心なので、言葉で自身を表現しにくいクライアントにとっては有効の心理療法です。
クライアントにあるテーマ元に絵を描いてもらう描画療法と漫画や広告など絵や写真を好きなように切り取り、画用紙に貼らせていくコラージュ療法はどちらの作品も心の中の強い葛藤やトラウマが存在したり、作品から何らかの形で現れた思いを拾い上げ、心のうちに潜む思考や感情を統合し、サポートしていくのがアートセラピストの役割です。
■アートセラピストになるには
アートセラピーは、まだ新しい分野でしたが、今では芸術療法士という資格が認定され、資格制度が整い始めています。
先進国のアメリカで資格を目指す人もいますが、言葉の壁や大学院でアートセラピーの臨床経験を1000時間以上の義務付けられているなど取得するにはかなり難しいです。
活躍の場として、個人で開業、医療現場や老人ホーム、学校などもありますが、実際のところ、アートセラピストとしての活躍の場は少なく、ボランティアとしての活動が中心です。
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